カート
ユーザー
絞り込む
カテゴリー
グループ
コンテンツ
藍染め




バーンロムサイの工房から車で約2時間、カレン族が暮らす山間の「メーセム村」。
日本同様、タイも伝統文化が廃れつつありますが、
ここではまだ日常的に美しい民族衣装を身に纏った女性たちが、
手仕事をしながら生活している姿を垣間見る事ができます。

バーンロムサイではそんなメーセム村で、
伝統的な織りや染めを生業にしている一家に藍染めをお願いしています。









                    




 
メーセム村での藍染めは、1999年(ホーム開設当初)、1人のカレン族の女性と
その家族に出会ったことに始まりました。


本人にもなじみの深い藍染めですが
ここでの藍染めは琉球藍と同じ原料「キツネノマゴ科」の多年草を用い
手法もまた、琉球藍と同じ方法で行われています。




収穫後よく洗った藍の葉と茎を水に浸け、長年受け継がれてきた
素焼きの藍甕の中で生のまま発酵、
そこに灰汁を加えて撹拌させ、その沈殿物を抽出し「泥藍」とよばれる染料を作っています。

収穫から時間をかけて丁寧に下準備され、
元気に育った泥藍の表面には花のような泡が盛り上がりますが、
気温・湿度・その時の藍の調子など、
ちょっとした環境の変化で泡の状態は都度微妙に異なり、
その違いは染めた時の色にも影響するので、
細かい変化を読み取る日々の努力・長年培った知識と勘が必要です。



 


                        (メーセム村の日常風景)
                                        





                       (発酵途中)
                    





                       (元気に育った藍甕の様子)
                    







 
現在banromsaiの藍染めはほとんどが製品染め(製品を縫い上げてから染める方法)です。
色素を浸透しやすくするため、一旦お湯にくぐらせ
その後藍甕(泥藍)に製品を入れ、よく揉みこんで色素を浸透させてから取り出し、
風と日光にあてながら自然乾燥します。

藍は空気に触れ酸化することで鮮やかに発色しますが、化学染料を使わないため、
一度の染色では濃い色には仕上がりません。
そのため、季節と環境にもよりますがおよそ7〜8回、
揉みこみから乾燥という工程を繰り返し好みの藍色に仕上げていきます。


化学染めのような均一な色にはなりませんが、
1着ずつ
丁寧に時間をかけているからこそ個性が生まれ
その多彩なニュアンスが藍の醍醐味、、、生きた藍と対話するおもしろさであり
他にはない魅力でもあります。



気持ちのいい大地で、自然の力をいっぱいに蓄えたバーンロムサイの藍染め製品。
ぜひ一度お手にとってみてください。


 







                        (揉みこみの作業)
                    





                        (自然乾燥)
                    





                        (7〜8回繰り返す揉みこみから天日干しの作業)
                    





                        (最終段階)
                    





                        (きれいに染まった藍染め製品)